代表メッセージ

代表者 久内 純子

車椅子安全利用コンシェルジュ

目指すもの

障害者(家族)も介護に携わる人も、幸せな状態(Well-Being)で生きられる社会を目指して車椅子安全利用協会を設立いたしました。

  • 中でも、車椅子で当たり前に外出し幸福感を得られる社会づくり。
  • 幸せな状態で入所できる施設=幸せな状態で働ける介護職場を育てる。
  • 障害者を応援する人たちを応援する。

この3つを行っていきます。

サービス内容

  • 車椅子安全診断
  • 最幸車椅子介助セミナー
  • 専門職向け車椅子安全セミナー

実績

これまで福祉用具販売、貸与事業所の営業職として、のべ1,000人以上の車椅子の相談依頼をいただき、困りごとを解決してきました。

実に様々な相談をいただきました。以下はほんの一例ですが、ご紹介します。

  • 呼吸器をつけて外出したい
  • もっと軽い力で焦げる車椅子が欲しい
  • 車椅子に座ると、脚にしびれがあるが何とかならないか
  • 肘がアームサポートから落ちてしまう
  • 軽い力で押せる車椅子はありませんか
  • 背骨に沿って、発赤ができて困っている
  • スロープを自分で上れる車椅子が欲しい

そして、事故に直結するご相談も多数いただきました。

  • 拘縮があるが、安全に乗れる車椅子はありませんか
  • 姿勢が横に崩れていくので怖い/危ない
  • 車椅子から何度も落ちているので何とかしてほしい
  • 同じ場所に褥瘡を繰り返している
  • どんどん姿勢が崩れていく
  • 車椅子に座ると呼吸がしにくい

中には、抽象的なご相談も。

  • 車椅子に座らせたいが、すぐにベッドに移りたがる
  • 車椅子に座ると顔がこわばっている

ほんの一部ではありますが、私はこれらの相談を一つ一つ解決してまいりました。

その結果、こんなうれしい感想をいただきました。

「病気を患い、二度と職場には立てないと思っていましたが、車椅子のおかげで短時間ではありましたが最後の最後まで、職場で過ごす時間が持てました。」(ご家族)

「本当にお世話になりました。一人では絶対に介護を乗り切ることはできなかったと思います。久内さんは、私にとって戦友です。」(ご家族)

「二度と花見には行けないと、私も主人もあきらめていました。おかげで、花見を楽しむことができました。あんなにうれしそうに笑う主人の顔を久しぶりに見ました。本当にありがとうございました。」(ご家族)

「いつも横断歩道から歩道へ上がれなくて、怖い思いをしていました。この車椅子なら、軽い力で上れるので安心して買い物に行けます。」(ご本人)

「デイサービスに着くと、いつも5分でベッドに横になりたいとおっしゃっていましたが、今ではアクティビティも参加して、一日中車椅子で楽しむようになりました。」(デイサービス職員)

「足こぎをしてフロアを移動するので、すぐに姿勢が崩れて車椅子から落ちそうになるので目が離せませんでしたが、姿勢が安定しているので助かります。」(施設職員)

「車椅子がなくなるのが、一番つらいです。母との思い出が一番詰まってるので。この車椅子で、母と一緒にたくさん外出しました。車いすに座ることもできない母を連れてあちこち行けたのは、本当に良かったと思います。親孝行できたのは、この車椅子のおかげです。久内さんが担当でよかった。本当にお世話になりました。」(ご家族)

等々、ありがたいお言葉をいただきました。

車椅子安全利用コンシェルジュのきっかけ

私がこの仕事を始めたきっかけは、ある施設からの相談でした。

その施設では、一つのトラブルを抱えていました。

送迎の際に利用者が車椅子から転落し、その責任について利用者から糾弾されていたのです。私への相談内容は、「なぜ転落事故が起こったのか、解明できないでしょうか」というものでした。

私は限られた情報から、シーティングエンジニアとしての知識を活用し事故原因を解明しました。

このトラブルは、車椅子についての無知が招いたものでした。

  • ユーザーが、車いす用クッションではなく座布団と一般用クッションを重ねて使用した。
  • 身体寸法に合った車いすを使用していない
  • なぜ落ちたのかについて利用者から問われた介護職、ケアマネジャー、施設職員が、知識のないまま経験から思いつきの返答をした。その結果、それぞれの回答に食い違いが生じ、利用者の不信感を深めた。

つまり、ユーザーはもちろん、介護職、ケアマネジャー、施設職員…介護保険で関わる多くの職種で車椅子についての知識が圧倒的に不足していたのです。

この事故を回避する機会はいくつも存在していました。

  • 車いす導入時に専門家を導入して、身体寸法に合った車いすを選定、調整する。
  • クッションの使い方について、ユーザーにリスクを説明して車椅子用クッションを使用してもらう。
  • 介護職に対して、このユーザーの事故リスクについて情報共有する

上記の①~③ができていれば、事故はおそらく起こらなかったでしょう。万一、事故が起こってもユーザーの不信感がこれほど深まることはなかったはずです。

このような事故は、決して特別な出来事ではありません。事実、「車いすから落ちて(落ちそうになって)困っている」という相談は私自身、何件も受けています。

介護保険は、「利用者本位」のため、本人や家族の意思が重要視されます。しかし、本人や家族は知識を持っていませんから、必ずしも正しい選択をするとは限りません。専門知識を語れる専門職が介入していればいいのでうが、福祉用具については専門性よりも点数が重視される傾向にあります。ケアマネジャーも車椅子についての知識は持っていませんから、危険性について無自覚なまま点数を優先させることも多いのです。

私はこの知識不足を埋める存在として、ユーザー、施設、介護職、ケアマネジャー、福祉用具貸与事業所の力になれるのではないかと考え車椅子安全利用コンシェルジュを始めました。

目指すもの

シーティングエンジニアをしていて、常々感じていたのは、理想通りの車いすを提供できることがほとんどないということでした。

単位数(予算)だったり、室内の環境だったり、介護者だったり。様々な要因のために身体に合わない車椅子を提供しなければならないケースも少なくありません。

その中での介護をどのようにすればいいのか。どんな事故リスクがあり、それを回避するためにはどうすればいいのか。

ほんの少しの知識で、大きな事故を予防することができるのです。

安全な車椅子でいい時間を過ごしてほしい。

ユーザー、家族、はもちろん、介護職をはじめとするすべての専門職の皆さんが良質な時間を過ごせるように。

私は車椅子事故をゼロにすることを目標としてセミナー活動と車椅子安全利用診断を提供しています。

ただ、それだけでは片手落ちではないかと感じています。

私は介護業界で働く人たちのまじめさや優しさを知っています。親切で、細やかに気づかいをする。素晴らしい人々が本当のたくさんいます。しかし、多くの人が疲れています。中にはうつになり、仕事は好きなのに退職していった人も何人も見てきました。

私は彼らと一緒に幸せになりたいのです。介護職が幸せにならなければ、介護される人も幸せにならないし、介護家族は施設に預けることに罪悪感を持ち続ける。なぜなら、苦行のような仕事の仕方をしている介護職たちが働いている現場が家族の生活の場になるからです。

どのようにしたら、社員が幸せになるか。

私はたくさんの人との出会いの中で、そのことを本気で考え実行している経営者の方々と巡り会いました。その素晴らしい経営者と、課題を抱え続けている経営者とでは何が違うのだろうか。どちらの方ともお話をする中で、それは、本気度なのだとしりました。成功者と言われている多くの方は、利他的であると同時に、本気度が高いのです。

本気になればできるのだ。

私は彼らから教えていただいた幸福経営の重要なエッセンスを介護現場に広めるために介護施設向けのWell-Being施設認定講座を作り上げます。

みんなで幸せになる。

あなたと、私と。私たちみんなで。

その和を広げていく活動を行ってまいります。